撮影のストロボの役目
2018/09/27
人工光を使用した商品撮影のメリットについて
商品撮影を成功させたいのでしたら光の事は無視できません。
基本的に条件さえ合えば太陽光等の自然の光が一番適していますが、夜に撮影をしなければならないケースもあるでしょう。
外で撮影をするのがなかなか難しい場合もけして少なくはありません。
ストロボや蛍光灯やLEDの光を活用した商品撮影も、悪い事ばかりではありません。
このような人工光についてですが、実は結果がある程度、予測する事が出来るという意味で安心で安全と言えるかもしれません。
同じ機材を使用すれば場所や時間等に振り回される事も無く、以前と同等の結果を得る事が出来ます。
実際、プロのカメラマンでも商品撮影をする場合には人工光を使用するのは当然の事になっています。
自分で商品撮影を人工光でする場合には、最初から簡単に出来る物でもありません。
ある程度の知識を身に付けなければならないからです。
他にも機材に関しての初期投資も無視では出来ないでしょう。
確実に安定した商品撮影をする時にはとても向いているのですが、その分のコストの事も考えておかなければなりません。
逆にある程度の知識が身に付いたのでしたら、自分の考えている通りの商品撮影をする事も可能になるでしょう。
商品撮影で活躍するストロボ
商品撮影で使用される方も多いカメラの機能がストロボでしょう。
フィルム式のカメラでも付いている光を発生させるための機能です。
ストロボについては大きな物から小さな物まで様々なタイプが販売されています。
カメラに取り付ける事が出来るようなタイプや、大きな光量を得られる物まであります。
ただしストロボを使って撮影では、光は一瞬のみであるのは忘れてはならないでしょう。
そのために撮影をしてからで無ければ、どんな写真になるのかが分からない、予想が難しい点が挙げられます。
技術や知識や経験を持っている方で無ければ、機能の力を最大限発揮出来無い事があるのはある程度、織り込んで商品撮影を行わなければならないでしょう。
他にもコスト的にもなかなか高額の物が多いので、その分も考えて選ばなければなりません。
どれ程、高品質な商品撮影を行うのでしたらある程度のコストも考えなければなりません。
特にプロレベルにこだわっている方ならば、必要な物と言えるかもしれません。
ただ、知識や技術が背景に無ければ宝の持ち腐れになってしまいますので、自分の力を客観的に分析をする事も必要になって来ます。
カメラについては高い物も沢山ありますので、冷静に判断して選ばなければなりません。
綺麗に写すには背景も大切
商品を撮影する時には背景についても注意をしなければなりません。
まず、良く有る原因としては、背景と商品撮影のメインとなる物のバランスが全然取れていないケースが挙げられます。
例えば小さな商品を撮影をする時に、机の上に置いてデジカメ等で写したとします。
結果、商品が妙に小さく貧相に写し出されてしまうケースがあるのですが、これは単純に背景部分が大きく写し出され過ぎているせいで起こってしまう現象です。
撮影はしたけれど何か寂しさを感じてしまったり、メインの商品が妙に小さく見えたり、いまいち印象が少ないのでしたら、背景にも目や意識を向ける必要があるでしょう。
では改善方法を考えた時にはとても簡単で、アップにして撮影をすれば良いだけの話です。
その場合、背景とのバランスをちゃんと意識する事によって問題を解決する事が可能になります。
他にも撮影対象は、写真の中心に写し出されるように注意をしなければなりません。
少しずれただけでも違和感を覚えてしまうような商品になってしまうので気をつける必要があります。
正確に撮影対象を中心に置ける自信が無いのでしたら、グリッドライン機能が付いているデジカメならば利用をしましょう。
グリッドライン機能を使う事によって簡単に撮影対象が真ん中にあるのかどうかをチェックする事が可能です。
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