ジュエリー撮影
1.ジェリー撮影はピンスポが必須
ジュエリー撮影は非常に細かい作業が必要で基本は指で立てたり、つまんだり、寝かせたりという作業を行いますが中にはやはりピンセットを使用するほど撮影するものが小さいです。なのでストロボも非常に狭い範囲を照射するようなタイプでないとコントロールが不可能です。そこで活躍するのがピンスポです。ストロボの先にレンズ付いていて100ミリ位から20ミリ位まで照射範囲を絞ることができるストロボです。これを使用するとある面にだけ光らせ輝かせることが出来ます。これを使用することによりジュエリーの輝きを強調し写真で見る人にその価値を伝えることが出来ます。
2.柔らかい光と硬質な光が必要
ジュエリーは買う人が圧倒的に女性が多いいので柔か撮影すれば良いのかというと、そういう訳ではなく両方が必要です。柔らかい光で台部分が何でできるいるかを分かるようにし、ジュエリー・宝石部分は硬い光でピカーーーッと光らせ反射させます。ただその時完全に反射させてはいけません。反射しているけど石の奥ゆきも分かるように反射させなければなりません。完全に反射してしまうと安っぽい石に見えるからです。この微妙なコントロールがジュエリー・宝石・アクセサリー撮影では求められる基本です。
3.明暗のダイナミックレンジが大きい
ジェリー撮影は撮影用としてドーム型のアクリルが市販されています。これは周りが写り込まないのでジュエリーを清潔に撮影することが出来ます。しかし清潔とはどこまで平坦で面白みが無い写真になってしまいます。料理でも苦味があることにより味に奥行きが出てくるのと同じで、清潔すぎると居づらくなります。ジュエリー撮影では光っている部分は限りなく輝きと暗い部分は限りなく暗黒であると写真に面白みが出てきて見る人を惹きつけます。ドーム型アクリルは光のダイナミックレンジ狭すぎる写真になりがちです。なので光っている部分を強調するためのピンスポットが必要でそこだけ光を与えると周りは暗黒にすることができるのです。
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最終更新日:2022/09/08