四季折々の美しい風景をスマホカメラで手軽に撮影してみよう!
2018/06/30
四季折々の美しい風景をスマホカメラで手軽に撮影してみよう!
旅行先でみた美しい景色を記念に、スマホカメラで撮影する人も多いでしょう。
今回は、スマホカメラを使って、きれいに風景を撮れる方法を教えます。
目次
■スマホカメラのメリットとは
一眼レフカメラやコンパクトカメラと比べて、スマホカメラは、レンズ交換もなく、軽量で持ち歩きに便利です。また、撮影した写真は、インスタグラムやブログ、SNSへの投函が簡単にでき、すぐに仲間や家族などでシェアできます。
■スマホのグリッド機能で構図を決める
スマホで、旅行先の美しい風景をきれいに撮影するには、構図が大事になります。多くのスマホには、構図を決まる際に役立つ「グリッド線」を表示するカメラアプリがあります。
被写体の位置を決められる「グリッド線」は、画面に垂直・水平の線が表示されています。その線の交点に主題を置くことを意識することで、バランスのとれた魅力的な風景写真を撮ることができます。
■横向き撮影か?縦向き撮影か?
写真は、被写体を全体に撮影するのか、アップで撮影するのか、また縦向きで撮影するのか、横向きにするかによって、写真の雰囲気が、全く違ってきます。
そのため、スマホカメラを横向きか、縦向きで撮影するかは、自分の撮りたいイメージに合わせて決めます。縦向きに撮影しますと、奥行きが増し、被写体をインパクトに、印象強く見せることができます。
横向きの場合は、縦向きと比べて、手ブレも少なく、安定した撮影ができます。また、紅葉、カラフルな花が咲く丘、夕景や夜景など、自然の壮大さや全体的な風景を撮影したい場合は、横向きが最適です。
■空を主題にして撮影したい場合は
カメラを横向きにして、青空を主題として撮影したいと思ったときは、構図の「3分割法」を利用します。地平線や水平線を、下3分の1に配置し、撮影しますと、全体的にバランスがとれた、美しい青空の写真が撮れます。
■美しい木々を主題に撮影した場合は
カメラを縦向きにして、目の前にある美しいシデの木や白樺並木、竹林などを撮影したい場合は、被写体が上下にまっすぐに伸びた構図(垂直線構図)を使うと良いでしょう。さらに、見上げるように撮影しますと、躍動感ある写真を撮ることができます。
■スマホで活用したいHDR機能を利用しましょう
スマホにHDRがある場合は、利用してみましょう。HDRとは、ハイダイナミックレンジ合成のことです。
HDR機能を使うことで、自分の目で見た景色に近い写真を撮ることができます。特に、明暗差が大きいシーンに向いています。
例えば、日差しが多い場所、自然光が入らない暗い場所、夕景・夜景などの自然風景などに適しています。風景写真では、空と大地の明るさを、きれいに調整してくれます。
ただし、動きのある被写体や色鮮やかな物などの撮影には不向きです。また、通常撮影のように、すぐにカメラを動かしてしまいますと、ブレが発生しやすくなりますので、注意しましょう。
■順光・斜光で撮影するとより美しく
被写体に対して、どの方向から、自然光がきているのか確認しましょう。光の方向性を利用して、撮影するといろんなパターンの写真を撮ることができます。
特に、自然風景を撮影する場合は、順光・斜光などが良く使われています。特に斜光は、光と影によって立体的に見せることができますので、自分がベストのポジションまで動いて、撮影すると良いでしょう。
夏は、朝と夕方、冬は日中に斜光になる時間が多いと言われていますので、季節を考えて撮影することも大事です。
■スマホカメラは、遠くの撮影が苦手
スマホは、デジタルズームのため、遠くの被写体を撮影しますと、画像が荒くなります。そのため、なるべく、スマホカメラのズーム機能を使わず、被写体に近寄って撮影することを心がけましょう。
また、スマホカメラ用の望遠レンズを取り付ける、光学ズーム対応しているスマホに買い替えるなどで、対処できる場合もあります。
■撮影後の明るさの調整は可能
スマホカメラを起動しますと、自分で設定をしていない限りは、オートモード(自動)で撮影してくれます。カメラが自動で、露出・絞り値、シャッタースピードなどを調整してくれるため、被写体が適正な明るさで撮影できます。
もし、自分のイメージと違った明るさになってしまった場合は、明るさを調整できる写真編集アプリ・露出補正機能(EV補正)があります。撮影した画像を確認しながら、修正できますので、好きな明るさに変更できます。
■まとめ
いつも同じような風景を撮影していた人も、少し変えてみることで、また違った写真を撮ることができます。是非、スマホカメラを使いこなして、思い出の風景を残してください。
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