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商品撮影の基本!「ピント」と「被写界深度」を知る

      2018/06/30

商品を撮影する際に、知っていたようで、実は知らなかったことがあると思います。今回は「ピント」と「被写界深度」について、ご紹介します。復習の意味でも、ぜひ、一度確認してみてください。

■ピントとは?

ピントとは、焦点のことです。焦点が合っていない箇所は、ぼやけて写り、合っている箇所は、はっきりときれいに写ります。商品撮影を行う場合、どこのポイントにピントを合わせ、どのように撮影するのかということが、大事になります。特に、小道具を一緒に使う場合や、商品が複数ある場合は、どれを主題するのかによって、ピントの位置が異なってきます。

■ピントを合わせるカメラ機能には2種類ある

カメラには、自動に合わせてくれる「オートフォーカス(AF)」と、撮影者が手動でピントを合わせる「マニュアルフォーカス(MF)」があります。

①オートフォーカス(AF)
現代では、コンパクトデジタルカメラやデジタル一眼レフカメラだけでなく、スマホのカメラでも不可欠の機能となってきています。オートフォーカスは、ピントを、商品に自動で合わせてくれる機能です。的確にピントを合わせて、撮影してくれますので、ピントが合わないといったことが、昔より、かなり少なくなってきました。
また、機種により、フォーカスモード(ピントの合わせ方)の種類が幾つかあります。例えば、AF-S(シングルAF)は、シャッターボタンを半押し、その間にカメラがピントを合わせ、ピントが合った時点で、固定されます。そのため、静止している被写体の撮影に適しています。

②マニュアルフォーカス(MF)
デジタル一眼レフカメラなどには、撮影者が手動でピントを合わせる「マニュアルフォーカス(MF)」があります。自分で自由にピントを合わせが可能なため、イメージ通りの魅力ある商品写真を撮ることができます。

■被写界深度とは?

簡単に説明しますと、ピントの合う範囲(深さ)のことです。被写界深度は、被写体とカメラの間の距離(被写体と背景の距離)、レンズの焦点距離、カメラの絞り値(F値)によって決まります。

■被写界深度をコントロールするポイント

①被写体までの距離
カメラから、被写体までの距離を近づいたり、遠くすることで、被写体深度が深くなったり、浅くなったりします。

②レンズの焦点距離
焦点距離の違うレンズにより、被写体深度が浅くなったり、深くなったりします。例えば、焦点距離の違うレンズでは、焦点距離の短い「広角レンズ」、遠くのものを美しく撮影できる「望遠レンズ」、「標準レンズ」などがあります。

③カメラの絞り値(F値)
絞り・F値を変えることにより、被写体深度が深くなったり、浅くなったりします。

■被写界深度が深い、浅いとは?

ピントを合わせた位置の前後でも、きれいにシャープに写る範囲(ピントが合っているように見える範囲)があります。この範囲が広いことを「被写界深度が深い」といい、逆に、範囲が狭いことを「被写界深度が浅い」と言います。写真のイメージで説明しますと、被写界深度が深い写真は「全体にピントがあっている写真」、逆に浅い写真は「ぼかしがある写真」となります。

また、被写界深度を深くするには、大きい絞り値(絞りは絞る)にする、レンズの焦点距離が短いものを使う(広角)、被写体とカメラの間の距離が長くするなどで、被写界深度は深くなります。逆に、被写界深度を浅くするには、小さい絞り値(絞りは開く)する、レンズの焦点距離が長い望遠を使う、被写体とカメラの間の距離が短くするなどで、被写界深度は浅くなります。

■まとめ

被写界深度を調整することで、商品写真の印象を変えることができます。ぜひ、いろいろと試してみましょう。

 - イメージ撮影, 商品撮影

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