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絞りが大事!デジタル一眼レフカメラで商品撮影

      2018/06/30


デジタル一眼レフカメラで、商品撮影する場合、商品に適切な量の光を与えることが大切です。絞りは、撮影するうえでも、大切なポイントとなりますので、ここで絞りについて、確認しておきましょう。

■絞り羽根とは?

絞りとは、レンズ内にある絞り羽根を動かすことで、レンズから入ってくる光の量を調節しています。絞り羽根とは、光の量を調整するための遮蔽物です。
複数の黒い板(羽根のような形)で作られています。絞り羽根の枚数は、レンズにより異なりますが、大体7~9枚が多いようです。一般に、カメラのレンズから入ってきた光は、レンズ内の絞り羽根を通り、光量が調整され、光を感知する撮像素子(イメージセンサー)に当たります。そのため、光を通す穴の大きさと光量は、羽根の開閉によって、調整することができます。

■絞り羽根がボケ形を左右する

写真のボケの形は、絞り羽根の形状や枚数にも関係してきます。羽根を全く使用していない状態(開放)の場合、穴の形が、円形(円形絞り)になります。
さらに、少しずつ絞り込んでいきますと、絞り羽根の角ばった形状が見え、穴が多角形(多角形絞り)になります。そのような状態で、撮影してみますと、木漏れ日のような光のボケが、丸くぼけるのではなく、多角形になってしまうことがあります。近年のレンズでは、円形絞りを搭載されているレンズが多いようですが、撮影してみて気になるかたは、円形絞りを採用したレンズで、対応することも可能です。

■商品撮影でもポイントとなるF値とは?

絞り値は、F値とも呼ばれています。F値とは、光の量を数値化したものです。
例えば、F値の数字を小さくしますと、絞り羽根が開いて穴が大きくなるため、光量は多くなります。
逆に数字を大きくしますと、絞り羽根が閉じて、小さくなるため、光量が少なくなります。また、絞り穴を最大に開いた状態を「開放絞り」「絞りを開ける」といい、小さくなる状態を「小絞り」「絞りを絞る」と言います。

■絞り値を変更すると商品写真が変わる

絞り値(F値)を変えることにより、ピントの合う範囲(被写界深度)と、シャッター速度を、コントロールすることができます。

①絞り値(F値)の数字を小さくすると(被写界深度が浅い)
ピントが合う範囲が狭くなるため、商品撮影では、背景がボケやすくなり、商品が強調されます。どちらかといったら、商品のイメージを伝えたい写真を撮るときに適しています。また、シャッタースピードが速いため、ブレにくいです。

②絞り値(F値)の数字を大きくすると(被写界深度が深い)
ピントの合う範囲は広くなるため、商品の形状、色などをはっきりと伝えたい写真を撮ることができます。ただし、シャッタースピードが遅いため、ブレが起こしやすくなりますので、注意が必要です。できれば、三脚などで、カメラをしっかりと固定して、撮影すると良いでしょう。

■商品撮影には絞り優先モードが基本

ミラーレス一眼カメラやデジタル一眼レフカメラなどには、絞り優先モード(AE、AV、A)が搭載されています。自分で絞りを設定したら、カメラが、適切なシャッタースピードとISO感度を自動的に選んでくれます。商品撮影では、基本、このモードで撮影します。背景をぼかすように撮影したいときや、手前から奥まで広い範囲を、鮮明に撮りたいときに、適しています。

■まとめ

絞り値(F値)をコントロールすることによって、商品写真の様々な表現が可能となります。ぜひ、いろいろと試してみてください。

 - 出張撮影, 商品撮影

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