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見た目通りの明るさに!商品撮影の基本「露出補正」

      2018/06/30


露出補正は、写真を明るくしたり、暗くしたりしてくれる大切な機能です。自動露出もありますが、商品撮影の場合は、イメージにあわせて露出を少し変えて撮影してみることで、新たなる商品の魅力が伝わる写真が撮れる場合があります。今回は、露出・露出補正について、ご紹介します。

■露出とは?

露出とは、「撮像素子(イメージセンサー)に当たる光の量」のことです。撮像素子に、光が当たりますと、色や明るさなどが記録され、画像化されます。そのため、露出が少ないですと、暗い写真になり、逆に多いですと、明るい写真になります。また、露出が合っていませんと、露出オーバー(白飛び)や露出アンダー(黒つぶれ)の原因にもなります。
光の量は、レンズの絞り(F値)とシャッター速度で決まります。そこにフィルム感度(ISO)を組み合わせることで、写真の明るさが決定します。また、光の量(露出量)は、EV値という単位で表示されており、数字が小さいほど、光の量は多くなります。

■反射率の違いによって

撮影するときの「光の強さ」を測定する機械のことです。光の量により、絞り値やシャッタースピードを、どれくらいに設定すべきかの「露出値」を表示してくれるものです。ほとんどのデジタルカメラには、被写体に当たって反射した光の量を測定する「反射光式露出計」が搭載されています。
また、デジタルカメラには、写真の明るさが適正となるように、自動で露出を決めてくれる「自動露出(AE)」機能があります。その機能を使うことによって、商品(被写体)を、適正な明るさで撮影することができます。

■反射光式露出計が標準にしているもの

反射光式露出計が、光の明るさを計算するとき、「反射率18%の明るさのグレー」を基準(標準反射率)にしています。それは、人の肌と同じくらいの光の反射率です。

■反射率の違いによって

商品(被写体)や背景の色の反射によって、露出に誤差が生じてしまい、見た目とは違う、明るさになってしまうことがあります。例えば、白いカップを撮影した場合、カメラが明るいと判断します。そのため、カメラは、露出を多くしてしまいますと、白とびになってしまうと判断し、光の量を少なくします。
結果、商品の見た目より暗い(露出アンダー、黒つぶれ)写真になってしまいます。本来、白く写るはずのカップは、露出が不足しているため、グレーに写ってしまいます。逆に、黒色の財布を撮影した場合は、見た目よりも明るい(露出オーバー、白飛び)写真になる傾向にあります。

■自分で露出補正できる

もし、カメラが決めた適正露出で撮影し、見た目通りの明るさにならなかった場合は、撮影者が手動で、イメージ通りの明るさに変えることができます。そのことを「露出補正」と呼びます。
例えば、明るくしたい場合は、プラス側に、暗くしたければマイナス側にして補正します。わかりやすく色で例えますと、白っぽい商品は、プラス(1~2段程度)に補正、黒っぽい商品は、マイナスに補正(1~2段程度)することで、見た目通りの明るさになります。

■商品のイメージを優先するのもアリ

商品撮影の場合、商品のイメージに合わせて、適正な露出よりも明るく撮影してみたり、暗くして撮影することで、その商品の特徴をイメージしやすくなる場合があります。例えば、キュートなピンク色のぬいぐるみを、少し明るめで撮影することで、柔らかい癒し系の雰囲気に撮影することができ、逆に、ウィスキーボトルを、少し暗めに撮ることで、シックな雰囲気に撮影することができます。

■まとめ

露出補正を行うことで、商品写真を、イメージ通りの明るさに仕上げることができます。自動露出機能も完璧ではないことを、頭に入れておきましょう。

 - 出張撮影, 商品撮影

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