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ホワイトバランスとISO感度を活かす商品撮影をしよう

      2018/06/30

商品撮影のときにも役立つ、ISO感度とホワイトバランスについて、ご紹介します。ISO感度は、露出に大きな影響を与える要素があり、ホワイトバランスは、見た目の色に近づけてくれるものです。それぞれの特徴がありますので、ぜひ参考にしてください。

■ISO感度とは?

ISO感度とは、デジタルカメラ内にある、撮像素子(イメージセンサー)の光を捉える能力(感度を表す単位)を数値化したものです。例えば、光を捉える能力(ISO感度)を2倍にしますと、少ない光の量(撮像素子に当たる光量が半分)でも、適正な明るさになります。
また、同じ絞り(F値)で、ISO感度を100から200、又は200から400へと上げた場合、2倍速いシャッタースピードで撮影できます。ISO感度は、ISO100から始まり、数値が大きくなるほど、感度が高くなります。数値を大きくすることを「増感」と呼び、数値を小さくすることを「減感」と言います。

■商品写真にも影響するISO感度

ISO感度の数値を小さくする(下げる)と、光量を増やそうとするため、シャッタースピードが遅くなり、手ブレの原因になります。ただし、商品撮影の場合は、三脚などを使用して、カメラをしっかりと固定していれば、スピードが遅くても、ブレは防げます。逆にISO感度の数値を大きくする(上げる)と、暗い場所でフラッシュを使わず、適正な明るさの写真を撮ることができます。また、シャッタースピードが速くなることで、ブレを抑えることができます。
ただし、ISO感度を上げすぎますと、ノイズが入り、画質が悪くなりますので注意しましょう。商品撮影の場合では、通常、ISO800を基準にしており、主に、ISO400~1200程度の範囲内であれば、ノイズは、あまり気にしなくても良いでしょう。

■ホワイトバランス(WB)とは

商品撮影に必要な光源には、太陽の光、電球、フラッシュ(ストロボ)などがあり、それぞれの光源には、色温度(光の色を温度に例えたもの)があります。
人の目は、明暗があっても色の識別ができため、白い色は白と認識することができます。これを「色順応」と呼びます。デジタルカメラの場合は、この「色順応」の機能は備わっていないため、光を感知する撮像素子が、そのまま光源の色を出力してしまいます。そのため、画像全体が、色かぶり(青や赤などの特定の色で覆われている)となり、商品本来の色ではなく、写ってしまいます。

■色かぶりは、ホワイトバランスで調整

白は、全ての色の基準となります。ホワイトバランスは、光源の種類に応じて、
色味が変わってしまっても、白は白く写るように設定してくれる機能のことです。例えば、ホワイトバランス機能を使わず、室内で蛍光灯の下で、撮影しますと、緑かぶりの写真になります。そのようなときに、ホワイトバランスを使い、調整することで、商品画像が見た目に近い色合いで、撮影されるようになります。
通常、デジタルカメラには、自動的にホワイトバランス(WB)を設定してくれるオート・ホワイトバランス(AWB)が搭載されています。ホワイトバランスの設定は、オート(AWB)以外にも、晴天、蛍光灯、電球などがあります。また、ホワイトバランスを、更に細かく微調整することもできます。

■商品撮影にオススメ!プリセットホワイトバランス

各メーカーによって言い方が違い、う、によって機能がついていない場合がありますが、「プリセット」(プリセットマニュアル)機能があります。この機能は、照明条件が変化するなかや特殊な照明の下で撮影するなど、オート(AWB)などの設定では、望ましいホワイトバランスが得られない場合に使います。

■正確なホワイトバランスを取得する

新しいホワイトバランスを、カメラでプリセット(取得)するには、まずは、撮影セットを組み、グレーカード(白紙やグレーなもの)を、被写体と同じ位置に置きます。カメラのホワイトバランスから「プリセット」(プリセットマニュアル)を選び、ファインダーいっぱいにグレーカードを捉え、シャッターを押します。あとは、表示される指示に従って、操作するだけです。ホワイトバランスを精密に合わせたことで、商品本来の色で描写できます。
ただし、コンパクトカメラのときは、グレーカードのホワイトボード側で調整を行い、デジタル一眼レフカメラの場合は、逆にグレー側を使います。

■まとめ

商品撮影において、ホワイトバランスとISO感度は、大きく変更することはありませんが、仕組みを理解しておきましょう。

 - イメージ撮影, 商品撮影

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