商品撮影、化粧品撮影、出張撮影、撮影代行をハイクオリティな写真で行います。東京青山表参道の写真スタジオ

熱い湯気をはっきり上手に撮る方法

      2018/10/30

料理

熱さを伝える「湯気」を入れて、熱さを表現した写真を撮りたい人も、多いのではないでしょうか。今回は、湯気がうまくできる撮影のコツをご紹介します。

■味覚・食感に訴えるシズル感を演出

お茶漬け、ラーメン、ホットコーヒー(お茶)などの熱さを表す「湯気・煙」や、ビールグラスや缶ビールの冷たさを表す「水滴」など、料理や飲料などの演出でよく使われているのが、味覚・食感に訴える「シズル感」です。

このシズル感を演出することで、見ている人に、おいしさ、新鮮さ、熱さや冷たさなどを、伝えることができます。

■まずは商品の代用で準備

お茶漬けやホットコーヒー(お茶)などの熱さを伝えるためには、「湯気」を撮影します。この「湯気」は、自然に上へ流れていきますので、空気の流れなどによって、なかなかイメージする形に撮影できないことが多いです。しかも、たくさんの湯気がでている時間は、短いです。そのため、希望のカットが撮れるまで、何度も微調整を繰り返している間、ホットコーヒーやお茶漬けなどの商品が冷めてしまいますので、温めなおしたり、取り替えたりと繰り返さなければいけません。そのため、正式なライティングが決定するまでは、ホットコーヒーの代わりにお湯、ご飯の代わりに、ティッシュペーパーなどで、代用しましょう。

■撮影する環境を整える

そもそも湯気は、水蒸気で、通常は目に見えないものです。そのため、湯気の撮影には、湯気の立ちやすい条件・環境を整えてあげることが大切です。

そのためには、室内のエアコンの温度を下げ、室温をできるだけ低くします。また、湿度を高くしてあげることです。湿度は、加湿器などで、高くします。その理由は、もし、湿度が低い乾燥している環境で撮影した場合、湯気(水蒸気)が、すぐに空気中に含まれてしまうからです。

カップや茶碗からでる湯気を、多くできるだけ長く出しておくようにするには、この2つの条件をクリアした環境で、撮影すると良いでしょう。

ただし、余りにも湿度を上げ過ぎてしまいますと、カメラのレンズが曇ったりするなど、悪影響がでてしまいますので、注意しましょう。

■ストロボ多灯撮影とは

湯気を撮影するときに、シャッタースピードが遅いですと、「もや」にしか見えなくなります。そのため、動きの速い湯気を、止めたかのように撮影するためには、閃光時間が短い(光っている時が短い)ストロボ光で撮影します。

撮影方法により、ストロボの数が異なりますが、大体2灯~3灯を使う「多灯撮影」で行います。多灯撮影を行うことで、光の自由度が広がり、1灯ではできなかった表現方法が、更に広がります。多灯撮影で使うライトには、各役割があり、主に「メインライト」「フィルインライト」「アクセントライト」があります。簡単に説明しますと「メインライト」は、字のごとく、主役のライトとなり、「フィルインライト」は、その主役の光をフォローするライトになります。「アクセントライト」は、アクセントとなる光をつくるライトのことです。

■背景などを決めて湯気を撮影する

背景は、白い湯気が見やすいように、黒色・暗い色系が良いでしょう。

商品により、湯気の量などが違ってきますので、それぞれ撮影方法も異なってきます。ストロボは、シャッターと連動して、発光するようにしておきます。また、お茶などを注ぐ場面を撮りたい場合は、カメラからみて、少し後ろ側に注ぐような感じにしますと、きれいに見えます。

■まとめ

豆知識として、本物の湯気を使わずに、偽物の湯気をつくる方法があります。その方法は、スチーマーの温かい蒸気、ドライアイスから落ちる煙、画像加工のphotoshopで湯気をつくるなどがあります。短時間で、湯気を表現するときに、役立ちます。

 - 出張撮影, 商品撮影

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  関連記事

カメラで商品撮影する際は「背景」を工夫することが大事!

商品撮影で大事なことは、商品の形状や色などの特徴を伝えることが大切になってきます …

メイン・補助光の役割とレフ版の種類を知っておこう

商品撮影では、商品の特徴を伝えることが大事です。メイン光と補助光を調整し、レフ板 …

ハンドメイド作品や料理をきれいに撮影するコツとは?

キュートなハンドメイド作品の小物やインスタ映えするスイーツや料理などを撮影する人 …

バレンタインやクリスマスでも使えるスイーツの撮影方法

誕生日、バレンタイン、クリスマスなどのイベントにも欠かせないのが、ケーキやチョコ …

簡易スタジオ(ディフューズボックス)を自作・簡単制作する方法

近年は、自社のネットショップ、オークション、フリマアプリ、ハンドメイド販売等で、 …