ハッとするほど料理が美味しそうに撮れていますか?
料理撮影はハッとするほど美味しそうに見えることが肝心です。
ハッとするほど美しいではありません。ハッとするほど美味しそうです。
料理は美味しそうって表現しますが曖昧な表現ですね。
何が美味しそうかは各人が好き嫌など好みがあり、どのような状態が美味しそうなのかはっきりしません。
しかし、全員ではありませんが、美味しそうに見える写真はあります。
美味しそうとはまだ食べてはないが食べたら美味しいと思わせることが美味しい写真となります。
では、どうようなら美味しいそうに見えるのかは撮影のテクニック的なもの、言ってみたら仕掛けを使うと美味しそうに見せることが出来ます。
これはあくまで写真に撮ったらの話で本当に食べたら美味しいかは責任が。。。
それには次のことが必要です。
半逆光で新鮮さを表現
まず、昼の窓際(出来れば午前中)で撮るのが一番美味しそうにとれます。
蛍光灯や光が当たっていない場所で撮るとハッとするほど不味そうに見えます。
野菜でも肉でも古くなったものより新しいもののほうが全然美味しそうに見えます。
古い新しいの見え方は光で全く変わります。
野菜も肉も明るい光でエッジが白く飛び気味ぐらいが大変美味しそうに見えます。
野菜の葉越しからの光線はグリーンが大変心地よい色をだします。
半逆光からの光は肉がくすまず赤と白の霜降りがきれいに出ます。これはカメラ側から光を当てても(順光でも)野菜のグリーンやお肉の霜降りは表現できません。
ライトを半逆光から打ち、スポットライトで強調したい部分にハイライトを入れます。
すると驚く程美味しそうに見えます。
なので昼の窓際、外からの太陽光はまさに半逆光で料理撮影には最適です。
レイアウトを考え料理をきれいに並べる
半逆光で素材が美味しそうに見えるようになったらつぎはレイアウトです。
いくら素材が美味しいそうでも雑然と並べられてたら美味しそうには見えません。
まして、料理を全部入れるために引き気味で撮影してしまうと一品一品が何が写っているのか良く分からず、納豆が小皿に入ったフランスパンに見えたりします。
なのでなるべくカメラは寄って料理の端は半分以上見切れて写します。
写っていない部分は、写真を見た人が残りの半分を想像で、それも実物以上に良く補ってくれます。
また、レイアウトは主役と脇役を明確にします。主役と脇役を明確にすることにより見る人に何を見て欲しいかの意図がはっきり伝えます。
写真を見た人は主役、脇役がはっきりするので安心します。
写真のバランスは強弱があると安定し、どれが主役でどれが脇役かが判然としない絵画は散漫に見えるのと同じで主役と脇役が判然としない料理写真は非常に魅力を引き出すことが難しくなります。
美味しそうに写ったメインの肉が主役で小皿に入ったフランスパンが主役ではないのです。
出張対応で美味しい写真を
料理撮影は撮影できる場所が限られており料理をする人の普段使い慣れている厨房でないと料理は出来ません。
そのため料理撮影は大量の機材が必要となり、カメラはもちろんのこと照明、テーブル代わりの台、三脚等ワンボックスにほぼ一杯になるほどの荷物が出来ます。
これは午前中の太陽光を室内で作り出すためです。
そして、大きな台は自由にレイアウトができるように必要です。
美味しい写真を撮るにはそれなりの道具が必要で、真ん中にテーブル代わりの台を置きそのまわりにライトを少なくとも3台のライトが置ける場所が必要です。
光を思い通りの位置から当て美味しさを表現することが必要です。
公開日:
最終更新日:2018/10/30
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